ビクトリア風ヘアスタイル ヘアバンド編(Hair band)
前回に引き続いてビクトリア風ヘアスタイルをご紹介します。今回はヘアバンド編。ヘアバンドを使ってショートヘアをビクトリア風にセットする方法です。前回に同じく、ここに載せた女性も開拓村で働いているスタッフの一人。手先が器用なので、お金をかけずに何でも作ってしまいます。ヘアバンドもその一つで、あり合わせの材料でひと工夫したものです。これがあれば、ショートヘアでもロングのように見せることが出来ます。






ローラ・インガルス・ワイルダーの作品を中心にビクトリア時代の暮らしを紹介
前回に引き続いてビクトリア風ヘアスタイルをご紹介します。今回はヘアバンド編。ヘアバンドを使ってショートヘアをビクトリア風にセットする方法です。前回に同じく、ここに載せた女性も開拓村で働いているスタッフの一人。手先が器用なので、お金をかけずに何でも作ってしまいます。ヘアバンドもその一つで、あり合わせの材料でひと工夫したものです。これがあれば、ショートヘアでもロングのように見せることが出来ます。






学習発表会の日、キャリーは「おさげ髪がひっぱられるのがいやなの」といって、ドレスのボタンを逆にかけて、「髪をあげるようになるまでの辛抱だから・・・」といわれていました。当時、女の子は十二、三歳にもなると「ヤング・レディ」とされ、髪をあげるようになったのです。今ならロングヘアでもショートヘアでも刈り上げでも何でもアリですが、当時の女性はロングと決まっていました。1880年代に入ると前髪をおろす髪型が流行るようになって、ヤング・レディだったローラも、かあさんに頼んで前髪を切らせてもらい、流行の髪型にしていました。ファッションに敏感だったメアリー・パウワーはかもじを使っていましたね。いつの時代でも、「ファッショナブルになりたい」という女性の願いは変わらないようです。
北米には開拓時代の暮らしを再現した開拓村が各地にあって、そこの女性の職員はそれぞれ工夫して髪を結っています。

どのヘアスタイルにも職員の皆さんの努力があとがうかがえます。でも、ある程度、髪がながければこんな風に結えるけれど、ショート・ヘアの人はどうするのでしょう? そんなときは、ちょっとした小道具でビクトリア風レディに変身できます。





着物で家事をするとき、たもとがじゃまにならないように、たすきがけをします。ロングドレスを着ていたビクトリア時代の女性たちも、たすきがけをしました。スカートをたくしこんで少しでも動きやすくしたのです。ローラたちも、そういったスタイルで床をはいたり洗濯物をしていたはずです。ここにご紹介したのはワンピースとツーピースのたすきがけです。ウエストで上下が分かれているかどうかで、少しばかり異なります。ワンピースはエプロンにたくしこみ、ツーピースだったらスカートのウエストに入れました。




感想
当時のロングドレスを着ていて、「まったく、もう!」と感じるのは、階段を上がるときです。スカートを手で持ち上げていないと、すそを踏んでしまいます。それで何度、バランスをくずしたことか。
だから、両手がふさがっているときに階段をあがるときは、もう真剣勝負! このときちょっとしたコツがあります。アヒル足であがるとよろしい。アヒル足というのは、足を後方外側にけりながら、つまりスカートを後ろに蹴り上げながらあがる歩き方です。おぎょうぎが悪いけど、すそを踏まなくてすみます。ただし、ビクトリア時代のレディらしくないので、誰もみていないときに、こっそりやるべし。
あるいは、ひざを高くあげるのもいいです。サッカーの選手が太ももでボールを何度も突くように、スカートをひざで突き上げるようにすると踏まなくてもすみます。私はこちらの方が得意です。
たぶんローラたちも、掃除したりするときは、同じようなこと考えて、少しでも動きやすくしていたんじゃないかなあ・・・。だってホントに大変なんですよ、ロングドレスで家事をするのって。
それを思うと、日本のもんぺはすばらしい。着物の上からはけて、ダブダブのパンツになるんですから。あれはすばらしい労働着です。日本で英語を教えていた知人(白人女性)がもんぺのファンで、「野良着」「お年寄りの着るもの」といった偏見のない彼女は、紺色の典型的なもんぺをはいて、おそろいの生地で作ったイヤリングとチョーカーをして現れたことがあります。初めて見たときは、さすがに絶句しましたけど。
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