スカートの下の劇場(dog under hoop skirt)
ある夏の日曜日、とうさんとローラとメアリーが三人で教会に出かけたときのこと。ローラがメアリーと並んで、ブラウン牧師のお説教を聞いていると、ぷっくり太った子ネコが迷い込んできました。すると、今度は敏捷そうな子犬が入り込んできて、子ネコに目をとめると、またたく間にとびついたのです。ところが、子ネコの姿がそっくり消えてしまいました。いったいどうしたのだろうと、ローラが思うまもなく、子ネコのしっぽの先がローラのドレスの下からちらっとのぞきました。
「子ネコはローラのフープの下に逃げこんだのだ。そして、フープの内側を、針金にしがみつきながら、上がってくる。ローラは思わず笑いだしそうになった」「この楽しき日々」
あんなに大きなものを腰につけているのだから、いい隠れ家にもなるのでしょうね。実は「農場の少年」の舞台になったニューヨーク州マローンへ行ったとき、似たようなことがありました。スカートの下に入り込んだのは、子ネコではなく犬でしたけど。それも、けっこう大きな。だから、「頭かくして尻隠かくさず」状態でした。その茶色の犬は、ご主人様のフープスカートの中がよほどお気に入りとみえて、スカートの中に頭をつっこんで、ちゃんと後をついて歩いていくのです。ご主人様が立ち話でもしようものなら、スカートの下にもぐり込んでひと休み。なんかとても微笑ましかったです。

2008.03.02 | Comments(0) | Trackback(0) | コーヒーブレイク(coffee break)