アップルサイダー現代編(apple cider -modern)
先回のアップルサイダーに続いて、今回もアップルサイダー。その現代編です。十九世紀はすべて手作業でしたが、今は機械化されていて、洗ったリンゴがベルトコンベアーで粉砕機まで運ばれると、砕かれてドロドロになったリンゴがゴムホースの先から出てきます。それを大きな白い板の間に挟み、何枚も積み上げたら、上から圧力をかけてリンゴの果汁をしぼり出します。機械化されているだけで、前回に紹介した十九世紀の作り方と同じです。でも、十九世紀のやり方だと、「アップルサイダー製造所」っていう感じでしたけど、今回はまさに「工場」そのもの。けっこう機械の音がうるさかった。このアップルサイダー工場には、多くの観光客が訪れるようで、工場の内部が見えるように、ガラス張りになっていました。





感想
リンゴの産地やアップルサイダー工場に行ったとき、絶対買ってくるのが、アップルサイダー・ドーナツ。ほんのり甘く、シナモンの香りがして、いちばん好きなドーナツです。北米のドーナツって甘すぎるくらい甘いけど、アップルサイダー・ドーナツはどこで買ってもそれほど甘くありません。どうしてドーナツ・チェーンのお店には置いてないのだろう?
アップルサイダーにもいろんな味があって、リンゴの種類によって味がかわってきます。ギフトショップで働いていたお兄さんによると、たいてい、いくつかのリンゴを混ぜて使うそうで、どのリンゴをどのくらいまぜるかは、企業秘密だとか。
前回の写真にあるように、昔はリンゴの果汁をこすのにわらを使っていましたが、ここでは使っていませんでした。今は性能のいいフィルターがあるので、もう使わないのでしょうね。衛生管理の問題もあるのかもしれません。
アップルサイダーとアップルジュースは別物ですけど、どう作り方が違うのか? 正直言って私もよくわかりません。昔の製法だったら、サイダーは加熱していないリンゴの果汁、ジュースは加熱した果汁と言えたのですが、大腸菌が発生しやすいため、今ではサイダーも加熱するようになったという記事を読んだことがあります。加熱時の温度や時間によって、違うのかもしれませんね。
それに少し前までは、サイダーは茶色くてにごっているけど、ジュースはうすい麦茶みたいで透き通っているといえたのですが、最近は写真のように、茶色くにごったジュースもあるので、見た目の違いもむずかしいです。今では日本でもにごったアップルジュースってありますか?
日本ではクリスマスの時季に限り、スター○○クスでアップルサイダーを売っていると聞いたことがあります。機会があったら、ぜひ、試してみてください。