パンプキン・パイ(Pumpkin pie)
ロースト・ポークをほおばり、りんごソース味わい、ミルクをたっぷり飲んだアルマンゾが、ほおっとため息をついて、手をのばしたのがパンプキン・パイだった。
「金茶色のカボチャの、香料と砂糖で濃く色がついた、プルプルしている三角の先っぽをフォークで切りとった。それは舌の上でとろっととけ、口も鼻も香料のいい匂いでいっばいになった」 (「農場の少年」)
このくだりが何ともおいしそうで、ここを読むたびにパンプキン・パイが食べたくなります。 感謝祭に欠かせないのがこのパンプキン・パイ。
十八世紀末に出版された料理本のパンプキン・プディングのレシピが基になって生まれたものです。ローラのかあさんはさいの目にきったかぼちゃを一日がかりで煮込み、ローラたちはそれでお絵かきしてから、パンに添えて食べていました。
写真のパイは、 煮込みカボチャにジンジャーや生クリームを混ぜた1831年のレシピを使い、十九世紀のレンガのオーブン(ピッツァを焼くようなオーブン)で焼いたものです。


