ヘイスティー・プディング(Hasty pudding)
じいちゃんの家でダンスパーティーがあったとき、ばあちゃんが作ってくれたのがヘイスティー・プディング(即席プディング)。ローラたちは、あつあつのプディングにメープルシロップをかけて、夕ごはんをすませていました。ヘイスティー(迅速の意)というわりには、半時間から一時間もかかりますが、昔のプディングは七、八時間も煮込んだので、それに比べればヘイスティーだとか。プディングというと、甘いデザートだと思いがちですが、昔はそうとは限らなくて、お腹をふくらませるために、お肉の前に食べることもあったそうです。ある料理の本は、「お財布に優しい料理」にヘイスティー・プディングをあげています。


レシピはこの本から(クリック)。オリジナルは1795年のベンジャミン・トンプソンのレシピから。
感想
お味のほうは、とってもおなかが空いていたら、おいしいかもしれない。
ローラたちのはシンプルそのものだけど、お湯の代わりにミルクをわかして 卵を加えたカスタード・ヘイスティー・プディングや、ベイリーフや桃の葉 で香りづけした豪華版もあり。
あるレシピには「消化不良の人むき」と書き添えてあるから、胃腸の弱い人 にはいいのかも。
十八世紀の記録によると、コーンミールは粗挽きでしっとりしていて、ふす まや胚芽も入っていたそうです。
長い間かきまぜなくちゃいけないのに、独立戦争のとき、兵士は自分たちで 作って食べていたらしい。なんと悠長な!攻撃されたらどうしたのだろう? (軍は食材を供給して、兵士が各自調理したそうです)。